アナタのその行動、本当に彼のため?それとも自分のため?

東京・飯田橋で別れさせ屋をしている別れさせ屋アクアです。
 
 
「恋は盲目」といいますが、あなたは何秒に1回「彼」「彼女」のことを思い出しますか?1日に何回変化のない待受画面をチェックしていますか?

考えれば考えるほど、会いたくなりますよね。
ラインを見返せば見返すほど、また送りたくなりますよね。返信が来る前に。

「彼のためを想って…」とアナタが取る些細な行動。
アクアはその1つ1つを一緒に見直すことから始めます。

依頼者さんご本人が変わらなければならない理由、またそのための「サポート」について水沢工作員に話を伺いました。
 
 


 
 
■別れさせたら戻ってきてもらうためのメソッド
 
 
「別れさせ」のご相談に来る方の多くが、自分の元から既にパートナーが離れてしまっているか、去られつつある状況にいらっしゃいます。その状況に危機感を持ってらっしゃる。

相手との関係を取り戻すために必要になるのが「工作」なんですが、どうして依頼者さん本人の行動まで見つめ直すのか、理由はこの記事のタイトルにある通り「戻ってきてもらうため」です。

・相手が離れていく=考え方が合わないと思われているケースが多い
・それを改善しないと、別れさせても「彼」「彼女」はもっといい人を探す可能性がある

と、いうことなんです。

例えば、工作で相手を別れさせたら「よし、関係を戻せる舞台は整った!」って思うかもしれないですけど、その時本人がレベルアップしていないと思い描く「感動の再会ストーリー」はやってこないんです。

依頼者さん本人はそもそも嫌われようと思って何かしてるわけでは無いので、自分の行動が原因だと気付いてない人が本当に多いんです。良かれと思ってやっていることが原因になってしまっているパターンがほとんど。だから環境を整えること半分、本人が変わること半分、どちらも重要なんです。「ってことで、頑張ってね!」じゃなくて、一人一人に合った自己改善を2人3脚でサポートします。
 
 
■本気でサポートするからこそ最初に本気で面談する
 
 
初めて面談に来る方々は、私達に問合せているくらいですから文字通り相手に夢中になっている状態です。その人しか見えなくなっちゃってる。

なのに、「彼」「彼女」のことしか考えられないとは言っておきながら、自分の感情を優先して行動してしまったり。。。
「なんで相手に対してこんな事しちゃったの?」「どうしてそれを良いと思ってしまうの?」というようなことがズラッと出てくるんです。例えば本当に彼のことを想うのなら、追い詰めてはいけなかったりだとか、板挟みの彼の状況を理解して我慢することだって必要でしょうし。

面談ではそういう自分を変えなきゃいけないよ!ということを、理解してもらいます。
そうじゃないと私達も本気でサポートできないんです。何でもそうですけど、本人が「無理!」って思ってたら周りから何を言おうとどうにもできないじゃない?

だから面談のときには必ず「私達はあなたを気持ちよくさせるつもりはない」と伝えます。
辛いことも一緒に乗り越えていくっていう覚悟をしてもらうためにね!

実際に変われるかどうかは別として、理解しよう、変わろう!と思ってる人と、「変わります」と口だけの人は1回面談すればわかるんですよ。それは絶対にわかる。たとえ泣きながら訴えていたとしてもわかる。

よく彼氏と喧嘩して「ごめ〜ん」って謝られても、「その”ごめん”は絶対ウソ!(笑)」ってわかる時ありますよね。気持ちが入ってないってそういうのわかりますよね?それと一緒で、真実って伝わってくるものですよ。
事前に、本当にお金をかける意味があるかどうか、しっかり話し合います。
 
 
■集中しすぎて記憶が無い
 
 
はじめましての1回目の面談だからと、こちらも遠慮して反応を伺いながら臨んでいたら真実なんてわからないでしょうけれど、私達は初対面から依頼者さんに真剣に向き合っています。だからわかるんです。こっちは1回目から本気ですよ!
集中しすぎて記憶がなくなるくらい。工作のときもそうなんですけど「フ〜、終わった〜」ってなった瞬間、何を話したか記憶が曖昧になることがあります。
 
 
(・・・。)
 
 
あれ、もしかしてこれって私だけ?(笑)もちろん要点は覚えてるんですけどね。
面談は平均して1時間半くらい。とことん相手の悩みの中に入って行きますから、その時はアドレナリン放出しまくってるんだと思います。(笑)
 
 

みなさん、水沢工作員にウソ泣きは通用しませんのでご注意を。
次回は具体的な「サポート」について、心がけていることなどを掘り下げます。

悪徳別れさせ屋の見抜き方

東京・飯田橋で別れさせ屋をしている別れさせ屋アクアです。
このサイトは、別れさせ屋の本音を吐き出すブログです。

そもそも、別れさせ屋ってなんでしょうか。
別れさせ屋に頼むとすぐに工作(仕掛け)をして、
対象者を別れさせる、と思っているひとも多いでしょうが、実は違います。

工作して別れさせる前に色々とやることがあるのです。

そもそも、別れさせ屋への依頼というものは、

今日頼んだから明日別れさせる、というような即時解決できるものではありません。

別れさせたいとあなたが思っているひとも人間です。

人間の気持ちを動かすということは、それなりに時間がかかります。

それは次回以降、おいおいお話するとして、実際のところ、

別れさせ屋はどこに気を配っているか、というところを含めて、

簡単に別れさせ屋の工作の流れをご紹介しましょう。

参考記事:→悪徳な別れさせ屋について考える

1:相談・お問い合わせ

別れさせ屋との最初のコンタクトです。

別れさせ屋アクアではフリーダイヤル、メールでのご相談、LINEでのご相談の3種類の窓口があります。

ここはどんな別れさせ屋に依頼するにしても、それほど恐れる必要はありません。

相談したら即契約や支払いを求めてくる業者はまずいません。

もし、万一、そんな別れさせ屋がいたとしたらすぐに逃げましょう。

100%言い切れます。

そんな別れさせ屋に依頼することだけはやめましょう。

 

2:面談

相談があってから、別れさせ屋のスタッフと面談をします。

なにを話してもすぐに

「早く契約して早く始めた方がいい」

と早期の契約を求めてくる別れさせ屋には注意が必要です。

もちろん、早く始めた方がいい場合もあるので一概には言えませんが。

また、面談するスタッフにも注意が必要です。

別れさせ屋に依頼すれば少なくとも数十万円はかかります。

面談は最初の重要な聞き取り調査です。

よくわからないアルバイトや経験の浅いスタッフに面談されてはたまりません。

問い合わせの段階で信用できていればいいですが、すこし怪しいと思った場合に、

少しだけ悪徳別れさせ屋を避ける方法があります。

別れさせ屋のホームページに行くと、

たいていのホームページには代表者の名前が書いてあります。

名前を確認してから、

「依頼するのが初めてで不安なので代表者さんとの面談は可能ですか?」

と聞いてみましょう。

たいていの別れさせ屋は応じてくれると思いますが、中には断る別れさせ屋もいます。

面談に代表者の対応を求めたときに断ってきた場合は、理由がよほど納得できるものでなければ、

その別れさせ屋はやめておいた方が無難です。

 

3:契約

まず契約書をどれだけ緻密に用意しているか、というところを見ましょう。

契約書に明記していないことはまずやらない、と思ってよいでしょう。

別れさせ工作の期間や回数、なにをもって別れさせ完了とするのか、

などあらゆることが書いてあるべきです。

いくら頑張りますとか、精一杯やりますと言われたところで、

契約書に頑張る内容や精一杯やる内容が書かれていなければやらないと思った方がいいでしょう。

やましいところがなければ明記すればよいだけの話です。

明記しないことには(別れさせ屋にとって都合の良い)理由があるのです。

3つ目の「調査 工作 契約書」というものが、一般的な契約書です。

これだけあれば、別れさせ屋・探偵以外のほとんどの業界では問題ない契約だと思います。

しかし、別れさせ屋は「探偵業法」に則って契約をしなくてはなりません。

法律で、

契約前重要説明事項(「添付資料1」とも呼びます)
受領書類に関する誓約書(「添付資料2」とも呼びます)

を契約前に取り交わさなくてはならない、という取り決めがあります。

しかも、「契約書類とは別紙」で「読み上げる」必要があります。

詳しい内容は中身を見ていただければわかると思いますが、

「契約前重要説明事項」は料金や業者の所在地などについて明記してあります。

「受領書類に関する誓約書」は依頼者さんが別れさせ屋や探偵を通じて得た情報を、

差別行為や、犯罪目的に使用しないと誓約する書類です。

この2種類の書類を交換することで、初めて契約書にサインができます。

別紙で用意して読み上げればよいので、電話と郵送でも可能は可能ですが、

別れさせ屋アクアでは必ず対面で契約させていただくようにしています。

ちなみに契約は匿名はNGです。法律で禁じられています。

また、上記の添付資料1、2を取り交わさないと、行政処分を受けます。

 

4:調査

この過程をちゃんとやるかどうかで、その後の工作の精度が大きく変わります。

興信所や、俗に言うわかりやすい探偵業務がこの調査にあたります。

たとえば元カレ、元カノといま付き合っているひとを別れさせたい、という場合に、

付き合っていることはわかっているが、誰と付き合っているかはわからない

そもそも付き合っているかどうかもわからない

という場合には調査して交際関係を確定させるところから別れさせは始まります。

対象者の性格、好み、交友関係、日常の行動パターンなど、

あればあるほどその後の工作の精度が変わってきます。

ここで手抜きすると成功率がぐっと下がります。

 

5:別れさせ工作

ここでようやく別れさせ屋の別れさせ屋らしい行動が始まります。

対象者に近づき、親しくなり、本音を聞き出したり、

交際している相手と別れさせたり、

そういう別れさせ屋らしい別れさせ工作をします。

ここの実情はいずれ詳しくお話します。

 

以上が簡単な流れになります。

次回からは数回に渡って

「自分でもできる別れさせ屋が実践している工作方法」

をご紹介します。

別れさせ屋への依頼をする前に、ぜひぜひ参考にしてみてください。

別れさせ屋黎明期(20年前のこと)ー 独立 後編 ー

どんな質問にも答えてくれるアクアグローバルサポート 藤木社長。

社員として探偵事務所に所属していた頃の話から、独立までを追いかけてきました。今回は独立後、初の依頼を振り返ります。

そこにはアクアグローバルサポートの本質がありました。

 

 

>初めての依頼はどのような内容だったのですか?

工作の初依頼はKさんという方。
Kさんは結婚していて、不倫相手の女性がいたんだけど何かの原因でその人に嫌われて振られちゃったんだよね。それで、離婚して不倫相手とやり直したいという復縁依頼。
すごく独特な物の見方をする人で、偏った考え方を持っている極端な人だった。29歳くらいの若い人で、初めてのお客様だったから乗ってた車まで覚えてる。
 
 
>偏った考え方とは?

自分が「こう」と思ったらもう…、そこから抜け出せなくなって視野がものすごく狭くなる人だった。俯瞰で物が見れないから、そういう所に問題があったんだよね。
最初は難航した。人の話が入っていかないから。

依頼者さんと親しくなると、なぜ別れたのか、その人にどういう問題点があるか嫌でもわかってきちゃうじゃない。それを変えることが成功には絶対必要。そう伝えるんだけど、それを受け入れられない人が多いんだよね。依頼者さん本人を変える作業はすごくパワーが要るし、当時は難しかった。
 
 
>その工程って、前職(下積み時代)では無かったですよね?

うん、本人に対してはもうノータッチ。
本来、「成功」を突き詰めたらそこは避けて通れないんだよ。だって嫌われる理由があって振られてるわけだから、変わらなきゃいくら言っても復縁できない。口だけじゃなく態度で示して相手から「よりを戻したい!」と思わせないといけないわけだから。

大体の人って細い糸にすがって、なんとか引き戻そうとするんだけれど、まあ…切れるか切られるか。そうならないようにするには自分から断ち切る勇気も必要だし、その方が復縁できる可能性が高い。復縁工作において、依頼者さんの問題ケア、改善というのが最重要項目だね。
 
 
>Kさんの問題は改善できたのですか?

それが映画みたいな話なんだけど、依頼中にKさんに脳腫瘍が見つかって。突然真っ青な意気消沈した顔で事務所に来たんだよね。
「手術しても3ヶ月〜半年しかもたないみたいで、死にます」って。
本当にビックリした。というか時間無いじゃん!って、その前に依頼成功させないと。

それですごく勉強になったけど、人間命懸かったら9割8分のことはできるね。「死ぬ」って開き直れるんだろうね。悔い残して死ぬより復縁して死んだほうが良いでしょ、気持ち入れ替えましょうよって話をして。状況が状況だけに本人も話し聞けるんだよね。そこからすっごい変わった!顔つきから別人みたいに変わった。生き生きして発言も前向きだし「あれ?これ死なないんじゃない?(笑)」って専務と言ってた程。そしたら本当に治っちゃって、病は気からって間違いないね。
 
 
>復縁は成功したのですか?

その後、ファミレスで不倫相手と偶然再会するっていう工作をやったの。
そしたらもうその時点でKさん自身が変わり過ぎてて「何でこんな人と復縁したかったんだろう…」って相手に魅力を感じなくなってたんだよね。そこまで突き抜けちゃって。それで結局奥さんとやり直すことにしたの。当初の依頼要望とは違う結果になったけれど、本当に喜んでくれた。その後もお土産持って定期的に事務所に遊びに来てくれて。
 
 
>依頼通りにすることが、必ずしも正解ではないってことですね!

それはこの一件で非常に勉強になった。失敗したけど成功した。
その時「コレだ!」って思ったの。

別れさせ屋に依頼するほどの精神状態って、考えてみて。自分でも本当はどうしたいのか見失っている場合だってある。
「その時の要望」は「その時の依頼者さん」からすれば本心なんだろうけれど、時間が経てば変わる可能性もあるし、そこでとことん話を聞いて導いてあげることが重要なんだ。
 
本人にとっての幸せ、ゴールはどこが一番良いのだろうかと考える必要がある。言葉通り真に受けるのではなく、本人も気が付いていない本当の幸せを見つけてあげる、そういう言い方すると痴がましく聞こえるけど、そうでなきゃいけないと思った。
うちのスタッフも同じ気持ちでやってくれてるから、安心して任せてる。
 
 
>自分の幸せに気が付いていないケースは多いのですか?

それはみんな常に模索してるんじゃない?それって永遠にその繰り返しだと思う。
人生だってそうじゃん、この選択に間違いは無い!って本気で思ってる人は俺ぐらいだよ(笑)マジで迷いのないヤツって(笑)

こいうことを本気で考えてる会社は間違いなく無いと思うね。
ここまで突き詰めてる会社は同じ業界で絶対にない自信がある。
だから同じ種として見られたくないってこと。
 
 
今回のストーリーは、アクアグローバルサポートのスタンスがよくわかるお話でした。
別れさせ屋であって、別れさせ屋ではない。その正体は「世の中の常識やモラルも取っ払って、一緒に幸せを考えてくれるカウンセラー」でした。

別れさせ屋黎明期(20年前のこと)ー 独立 前編 ー

前回までの「別れさせ屋黎明期」では、アクアグローバルサポート 藤木社長の下積み時代についてお伝えしてきました。

探偵を志ざした動悸や、別れさせ屋というサービスの在り方、日常ではあまり耳にすることのない、ここだけの話ばかりでした。

今回は独立編です。

 

 

>前回の下積みの頃のお話では、サービスに対する姿勢が会社と藤木さんとで違っていたと思います。独立後、工作の “質” を上げるためどんなことを試したのですか?

何かを改善するというよりも、考えることに一番時間使ってたと思う。
それまで単に接触すればOKっていう、”やっている体の工作” だったのが制限なく自分のやりたいことができるようになったから。
兎に角ターゲットがどんな人間かということを掘り下げまくって、考えた。

 

>下積み時代は「考える」という工程はありましたか?

無いね。
どんな人だろうがとりあえず接触しろってことだったから、そこまで掘り下げる時間は無かったし、接触することがすでに目的でありゴールで、依頼者さんが望む状況を実現することを会社が求めてなかったから。

そうなると極論ターゲットの行動さえわかっていれば接触はできるじゃん。それは浮気調査会社の延長でしかない。これを本気で成功させるってなると、同じ「工作」ってものをやっていながら、「関係構築」という全く違うことをやらなきゃいけないから、それまでとは別物のサービスをやっていると思ってたし、その中での変化はターゲットの人間性とかそれを加味して、その人の気持ちになって「どうしたら我々の思い描いている状況にできるか考える」ことにひたすら時間費やしてたね。

 

>それは何を考えるんですか?

対象者の人間性。対象者にイタコのようになりきることだよね。
ターゲットと関係構築したい、どうしたら友達になれるのかを本人から聞けたら一番良いわけじゃん。でも、聞けない。
ところが対象者の「人間性」「生い立ち」「生活環境」とかを自分の中に落とし込んで、対象に近い人間に一時なれれば、その答えがわかる。そのイタコみたいな作業に兎に角時間をかけるべきだよね。考えることが8割9割と言っても過言ではない。

現実世界でも同じことで。あの人と友達になりたいなとか、近づきたいなと思ったら自分がどうしたいかじゃなくて相手がどうされたいかを考えるじゃない。
工作も進め方はそれに近い。相手になりきればいい。
すごく人を見たり表面的な言葉とか表情だけじゃなく、その裏でこの人本当はどう思ってるんだろうとか、言葉以外から情報を入手しようとする視点がすごく変わったね。

 

>立ち上げ当初は現専務含め3人だったと伺いましたが、今お話されたようなことを皆さんで話し合っていたのですか?

いや、覚えてない(笑)
そういう話なんかしてないと思うな。記憶がない。
365日24時間悶々と考えてたから。
だって今までと責任が違うじゃん。下積みなんて言われたことやってれば良いのに、自分が直接依頼を受けるってなれば信頼してお金出してくれるわけだから。
結果出さなきゃいけなくて、そのプレッシャーとか責任感て0か100かくらい違うわけだよね。

 

>独立後、一番最初の依頼者さんのことは覚えてますか?

もちろん鮮明に覚えてる。
独立してから1年半くらい経ってからだったね。
ネットから問い合わせが来たの。その頃拾ってきたんだったか犬にかじられたボロボロのパソコンでさ。笑
その依頼者さんの話も映画みたいな話で…

 

>聞きたいことは山積みなんですけど、最初の依頼が来たのが1年半後ですか!

うん、その間もひたすら悶々と工作のこと考えてた。
考えれば考えるほど「う〜ん、俺は絶対成功するよなぁ」って。一同笑

 

さて、記念すべき独立後初の依頼。
この後どんな展開が待っているのでしょうか。
次回の別れさせ屋黎明期、お楽しみに!

別れさせ屋黎明期(20年前のこと)ー 後編 ー

さて、若かりし頃の藤木社長に迫る「別れさせ屋黎明期」。

前編で、強面の依頼者Sさんに娘とその彼氏の「別れさせ」をお願いされた藤木社長。この人との出会いがそれまで手探りだった工作に大きな変化をもたらしたようです。

続き>

藤木さん>まぁそんな頃にSさんという強面の依頼者と出会った。自分の娘がひもみたいな男と付き合ってるから別れさせて欲しいっていう依頼だったんだけど。それで、さっき話したような工作やって、ダメでしたって報告する度に「そんなんで成功するわけねーだろ!」っておしかりをいただいて。「もっとプロらしくやれ!」って(笑)

それからプロらしくってなんだろうとか、どうやるんだろうとかすごい考えた。

ライター>へー!その人、藤木さんの人生を変えたキーマンっぽい雰囲気漂ってます。

藤木さん>ある時、娘さんのビッグスクーターの上にいかにも柄の悪そうな工作員を座らせておいて、娘さんが絡まれそうになったところで自分が登場して助けるっていう工作をした時に、依頼者の「鬼のダメ出しSさん」が、「それそれ!俺が求めてたのはそういうのだよ!」って褒めてくれて、嬉しかったなあ。もっと色んな方法を考えようって思った。

そもそも、ナンパだったり小銭落としたりっていう一瞬の出会いをきっかけに何とか関係構築しようと思ってたのが最大の間違い。それで仲良くなることなんてそうそうないし。だから張り込みの時間に毎日ネタをノートに書き留めてた。相当な数の別れさせ工作を担当してたから、調査〜工作〜案件担当まで全部やらせてもらって。自分でなんとか成功させなきゃっていう思いだったね。

業界の体質は昔から変わってない

藤木さん>それから、もっと調査に力入れようって現場まとめてたら、社長役員から煙たがられて、結局やった体でお金もらえればいいじゃんって。いや、でもそれってお客さんと直接接してないからそうなるんだよね、解決しようなんて微塵も思ってないじゃない。

俺は適当なことしてお客様から「それは聞いてない」とか「こう言われた」って言われるのがすごい嫌だった。一番接するのは面談する人じゃなくて担当者だから、本当はもっとこうしたいのにってことも沢山あったよ。今にしてみると反面教師で今のやり方を確立できたから良かったと本当に思う。

ライター>工作をやったことにしてお金を取るっていう会社は、今も昔も存在するんですね。

藤木さん>業者も楽したいからなのか、本気でやってるのかわからないけど、何十年経ってもびっくりするくらい同じことをずっとやってる。

工作プランて「何でこのプランなの?」って聞かれた時に、理由を言えなきゃいけないと思うんだよね。でもうちに来る人の話聞いてると、他の会社って大体3パターンくらいのうちどれかを選択するっていう仕組みになってるんだと思う。

ライター>例えばどんな内容ですか?

藤木さん>例えばコンビニでわざと車の下にケータイ落として、動かしてほしいってターゲットに接触するとか、タクシーに携帯置いてきちゃったから電話させてほしいとかね。本当にみんな同じことやってるよ。

それで失敗したっていう相談者さんに、「これでターゲットと仲良くなれると思います?」って聞くと、「依頼したときにはプロに任せてるからどうやるかわからないし」って言うんだけど、「じゃあそういうことをきっかけに仲良くなった人って、自分で今何人います?」って聞くと「いません」って返ってくるんだよね。

うちより安くて良い工作やってくれる会社があるんだったら、絶対そっちに頼んだ方が良いって言い切るんだけど、実際にはちゃんとやってる会社を聞かない。

ライター>そういう会社に頼むと、依頼した後どうなるのですか?

藤木さん>画像が無い報告書を挙げてくるとか、突然担当者と連絡がとれなくなるとか。業界全体が騙し体質から抜けようとしてないと思う。だからそういう業者は裁判起こされてるし、被害者の会作られてるし、公安からマークされてる。

うちは年1回の立ち入り調査で契約書とかも全部見られた上で「アクアさんがちゃんとやってるのは知ってる」って言われてる。弁護士さんが依頼人を紹介してくれるくらいね(笑)

ライター>それは面白いですね。弁護士さんが紹介するって、それだけ信用できる証拠がないとしないでしょう。

業界を変えたいわけじゃない

 

ライター>藤木さんがこうして、ここまで発信し続けるのはどうしてですか?

藤木さん>アクアが他の業者と同じだと思われるのが嫌だから。一生懸命やってるスタッフに申し訳ないでしょう。9割9分がろくでもない業者だから、いくらうちがちゃんとやってても大多数には負けるし、同じ目で見られてしまう。

ライター>どうか見極める術を持って欲しいですね。依頼者の方には。

藤木さん>会社を大きくしたいわけじゃないし、業界を変えたいっていうのもないんだけど、騙される人をなくしたい。こういうことを書くとさ、痛いところを突かれたと批判する会社もあると思うけど、そんなのはいくらでも書けばいい。それはその通りだという裏返しだから。どっちを信用するかは自分で選んでください。僕らは自分が正しいと思う事を貫き通してきてるから。

他社を批判する暇があるならもっとまともな工作やれ。こっちは朝まで依頼者に付き合ってプラン考えてるんだ、と思う。

今回で少し藤木さんの人間性が見えた気がします。探偵という職業にちょっと親近感が湧きました。しかし、まだまだ知りたいことは山ほどあります。次回も宜しくお願いします。

別れさせ屋黎明期(20年前のこと)ー 前編 ー

皆さん「探偵」という職業にどんなイメージをお持ちですか?

サスペンダーを愛する帽子と丸いサングラスの男?・・・それは松田優作です。その格好で尾行した日には、間違いなく世間の注目が集まるでしょう。

探偵をやる人って一体どんな人なのかもわからない。一般的には遠い存在ですよね。

ということで、時を20年前に遡り、藤木社長の下積み時代〜失敗談まで恥ずかしい話も暴露してもらいましょう。

なんで探偵になったの?

 

ライター>藤木さん、今日は読者のみなさんに代わって、素朴な疑問を色々聞かせていただきます。まず根底のところで、探偵になった理由を教えてください。どんな人が探偵を目指すのか見当も付きません。

藤木さん>理由かぁ……。理由はすごく単純! 探偵になったら、尾行とかよく刑事ドラマとかで見るようなインカム付けてパン咥えながら張り込むとか、そういうことができるだろうから楽しそうだなと思ったんだよね。

ライター>え・・・。そんな安易な・・・。

藤木さん>そもそも別れさせ工作っていうのがあることも知らずに探偵業界入ったから……。自分では浮気調査やってるっていうイメージしかなかったし。実際に入ってみて、ちょくちょく工作に携わるようになって、「何ソレ?」って思ったね。別れさせたいとか、復縁したいっていう依頼を受けてるってどういうこと!?って。そんなことできんの!?って驚いた。

ライター>ということは20年前から「別れさせ屋」のサービスがあったということですね!

藤木さん>とはいえ当時は依頼を受ける側も手探りだった。これってお客様のニーズがあって生まれたものだから。「別れさせることってできます?」「やってみましょう!」で生まれた業界なんだと思う。

ライター>ふ〜ん。その頃どんな工作が主流だったのかすっごい興味あります。

とにかく何でも試した下積み時代

 

ライター>実際に仕事の内容ってどんなものだったのですか?

藤木さん>まず真っ先に現場スタッフができることといったら事前調査、ターゲットについて調査することから。浮気調査、素行調査と同じで尾行して撮影してた。

社長も依頼受けておきながら現場に丸投げで、とりあえず異性を近づけてナンパさせろっていう指示だった(笑)

ライター>確かにちょっと無理があるような・・・。

藤木さん>最初の頃なんか無視されてたしね。しつこくして警察呼ばれそうになったりとか(笑)まだストーカーっていう言葉がない時代。工作員近づけたけど無理でした、ハイ終わり。みたいな。今は考えられないけど、実際ノウハウもなかったし本当に手探りだった。どうやったら接触できるんだろうって自分なりに色々試したよ。

それが業界の最初の頃の話。

ライター>具体的にどんなことを試したのですか?

藤木さん>当時は、ベタだけどナンパしたり、目の前で小銭こぼしてみたりとか。連絡先を聞くという概念すら無かったから。でもそれだけじゃうまくいかないから、ターゲットの自転車のチェーンを予め外しておいて、困ってたところで直してあげるとかね。日々手探りだったわけですよ。

ライター>それ、ベタな80年代のトレンディドラマですね。その後思わぬところで必ず再会するやつ。

藤木さん>まぁそんな頃にSさんという強面の依頼者と出会った。自分の娘がひもみたいな男と付き合ってるから別れさせて欲しいっていう依頼だったんだけど。

依頼者Sさん。非常に興味深い登場人物です。手探りだった藤木社長に、この後どんな展開が待っているのでしょうか。続く。

別れさせ屋、料金は安いのか高いのか

今日は度々相談に来られる方から聞かれる、あの質問について考えてみたいと思います。

料金は高いんですか、安いんですか?

正直に言うと、別れさせ工作にかかる料金について安い高いをお伝えするのは非常に難しいです。
もちろん、別れさせ屋の相場から見ると、値段より価値があるサービスを提供しているという自負はあります。

ですが、たとえば当社の料金体系ですと最少額で30万円です。
いつ何時も30万円という金額は高額だとは思っています。
おそらくですが、30万円が高いと思うのは私だけではないだろうと思います。

したがって、一般的な金銭感覚から申し上げるなら、別れさせ屋の料金は高いといえるのかもしれません。

サービスの対価としての値段

では、
それでは別れさせ屋の料金としてみた場合に、30万円は割高なのでしょうか?
当社が提供するサービスの中では30万円のものが最少額になります。

(参考:アクアグローバルサポート料金体系

ですので、この場合、当社の料金体系からすれば30万円は安いという認識です。
安い、というとすこし語弊があるかもしれませんので、より正確に言うなら「少額」と言ったところでしょうか。

最初に述べたように依頼者さんが支払う30万円を「安い」と思っているわけではありません。
大雑把に言って30代前半の月給1ヶ月分くらいですので、安くはないということはわかっています。

ですが、動員する人数、時間、報告書やプランニングなどの人件費を考えると30万円で提供できるサービスには限りがあります。
もっと高額のプランよりは当然、別れさせ工作にかけられる時間は減ってきますし、その値段ではご提供できないサービス内容も出てきます。

ですから、30万円のプランはより高額のプランに比べれば行える別れさせ工作の幅に限界があります。
このことから、別れさせ工作をするためには30万円は少額であると言えます。

できないことはないが、できることは限られます。

それなのになぜ高いと言われるか?

極端な話、100万円の価値のあるダイヤを100万円で買ってももったいないと思うひとはあまりいないと思います。

わかりやすく鑑定額が100万円なら、100万円の価値がありますから。
ですが、ダイヤがただの石ころだと思っているひとにとっては、100万払う価値はありません。

たとえ100万円の価値があるダイヤとしても、100万円とダイヤは交換しないということです。
つまり、コレクターアイテムは当人以外から見ればゴミも同然です。

ダイヤでなくともそうです。
スマホゲームの電子データキャラクターに対してお金をかけるのは馬鹿らしいと思うかもしれません。

フィギュアやマンガやレコードやおもちゃやカードに大金を払うひとは限られているでしょう。

切手やコインに額面以上のお金をつぎ込むことに意味が見出だせないひともいます。
結局のところ、お金を出して手に入れたものの価値というのは、当人以外にわかりようがありません。

そして、恋愛問題のたいていは当事者以外からすれば価値はありません。
ひとと付き合うのにお金をかけることは他人からは理解されにくいですから。

つまり、一般的に高額な料金を、他人に話しても理解されないことに払うので、

「別れさせ屋は高い」

という一般的なイメージが出来上がるわけです。

家を100万円で買ったと言ってみれば、そんな安い家なんてあるわけない(なにか裏がある)と言われると思います。
これは家は一般的に100万円以上すると思われているからです。

ですが、地方に行くとわりと数十万円で家が買えたりしますから、べつに裏なんてなくても家は100万円で買えます。
相場なんてその程度のものです。

結局、ものの価値というのは当人が決めるしかありません。
ですので、この質問に関しては、当社としても「高い」「安い」でお答えするのが非常に難しいのです。
もちろん、私達は当社の料金体系は適正だと思っています。


 

いかかでしたか。

ご質問への回答は間違いがあってはいけないので(普段の記事ももちろん間違いはいけませんが)、すこし長くなってしまいました。
当社の考えていることをお伝えしてみましたが、よくわからないことがあればお電話でもお答えしておりますし、お問い合わせフォームからでもご質問にはお答えできます。

疑問に答えてないじゃないか、と思われた場合にはお手数ですが個別にご質問ください。

このサイトを始める理由


10年前はほとんど認知されていなかった「別れさせ屋」というサービス。

今やこの言葉が独り歩きし多くの業者が看板を掲げるようになりました。

しかし未だにサービスの中身までご存知の方は少なく、悪質な業者に騙される被害が多発しています。

 

料金だけ取って何もしない

1回の張り込みをあたかも3回実施したかのように報告する

最悪の場合には脅しや恐喝に遭うケースさえあります。

 

依頼者様の ”人に言えない弱み” を握り、被害に遭っても騒ぎ立てることができない心理を利用し、金銭を搾取するのです。

そのような業者には、悩みを解決する気などそもそもありません。

我々アクアグローバルサポートは、これまで18年以上「別れさせ屋」というサービスに徹し、依頼者様の不安を少しでも取り除くための明確な料金と細やかなケアでお1人お1人の人生に真剣に向き合ってきました。

張り込み調査、心のケア、綿密な工作プランと実行、これらを真当に遂行し成功に導くには並々ならぬパワーとスキルを要します。肉体的・精神的に忍耐力の要求される「別れさせ屋」の仕事は、本来誰でも簡単にできるようなものではないのです。

このサイトでは、アクアグローバルサポートで日夜行われている業務を丸裸にしてお見せします。綺麗なところだけを切り取るのではなく、ありのままの姿です。

「なりすまし業者」にはない「本物」の情報を発信することで、誰にも打ち明けられず1人で悩んでいる方々の心の支えとなりたい。健全な会社があることを知ってもらいたい。そして業界に対する不信感を払拭する。そのためにこのサイトを開設しました。

ご相談にお見えになる方の中には、最初から成果に期待していない方も沢山いらっしゃいます。当社では、そのようにご本人に現状を変えたいという強い想いが無い場合、ご依頼をお受けすることはできません。

難しい工作の成功には、依頼者様と担当者が同じ想いを持つことが必要不可欠です。

我々が本物であり続けるためには、妥協は許されないのです。

最後に、安さで選ぼうとお考えの方へ。

価格を第一優先に選択することは危険です。結果を求めるのであればそれなりの実働と費用が掛かります。しかし当然ながら健全な企業であれば、費用の内訳は明確に提示できるはずです。

どれだけのコストがなぜ掛かるのか、工作とはどの程度の時間、どのように行われるものなのか、ぜひこのサイトで理解を深めご自身で判断できる物差しを持ってください。

誰にも打ち明けられない悩みも、相談できる場所があります。

「別れさせ屋」の全てをご覧ください。